津田青楓　1880-1978 京都生まれ画家、書家、随筆家、歌人であり良寛の研究家として知られている。晩年、洋画から日本画に転じ夏目漱石と友人としての親交が深く、「道草」「明暗」などの装丁を手がけた。「鳥道無蹟」　空を飛ぶ鳥の道(足跡)は目に見えず知りがたい。自由自在に飛び回り、かつ跡には何の汚れを残さない無の境地を意味するようです。昭和40年代に父が上司から、青楓が95歳の折の書画であると言って拝受したと、紙面裏に記載あり。黒の輪郭に黄、ピンクの花、緑の葉が見事に再現されその技量の高さに感心させられます。額寸　たて　44.5cm よこ　41.5cm 厚さ　3cm画寸　　　　26.5cm 23.5cm画像9のような小さなキズがあります。